フレーバーウォッカが新しいお酒として評価されています

日本人にとってウォッカというとロシア人が小さなショットグラスでストレートで煽るかカクテルのベースとなるお酒として認識されてる方が多いと思います。実際お酒屋さんにいって並んでいる種類は限られたもので、風味がついているもので見かけるのはズブロッカというバイソンが好むイネ科の草が入っているものぐらいではないでしょうか。ところが生産地である北欧・東欧・一部の中欧では地酒的なもので、その種類は壁を一面商品棚にしてしまうほど。そのことを知っている方は少なくとても残念なことだと思います。日本でいう焼酎のように、海の向こうで産地や原材料で蒸留酒であるにも関わらず多彩な風味を醸し出している庶民のお酒、それがウォッカというお酒なのです。一般的にアルコールと主原料の風味がかすかに感じられるものをピュアといい、これは水やジュースで割られるのが一般的な飲み方です。カクテルのベースで使われることが多いのもこのタイプですが、一方で近年様々なフレーバーが付いたものが売り出され注目を集めています。肥満や成人病が問題になり世界的にヘルシーであることが重要視される中、蒸留酒のカロリーの消費が早いことが評価され、ウィスキーや焼酎をたしなむ方が増えました。しかしこれらのお酒は女性には好まれません。そこで新しいお酒として万人に愛される飲みやすさを加えたのがフレーバーウォッカです。ソーダやたくさんの氷で割って軽くさわやかに。ビールの代わりに喉を鳴らして飲んでみませんか。
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