お酒を飲んでダイエットができる！

お酒は適量を守れば、百薬の長としての効果が見込まれ、健康にも寄与してくれると言われていますが、ダイエット効果があるとここ最近言われるようになりました。元々、アルコールは胃や腸で吸収されるとすぐにエネルギーに変わり、それ自体が脂肪に変わるということはありません。そして、アルコールにはインスリンの分泌を抑えてくれる効果があります。インスリンは血中にある糖質を脂肪に変えてしまうため、インスリンが多いとその分脂肪に変わるスピードが上がってしまいます。そのため、アルコールと一緒に食事をとれば、食事で得た糖質も脂肪に置き換えられるのを抑えてくれるということです。もちろん、アルコールの中には糖質が含まれたものが多いため、焼酎やウイスキー、ウオッカなどの蒸留酒のように糖質がほとんど含まれていないものを飲むのがおすすめです。ビールや日本酒など、糖質が含まれたお酒でも効果は変わりません。その場合は、日本酒2合、ワイン3杯、ビール350ml3本程度にとどめておきましょう。

当たり前のことですが、これを上回る量のアルコールを飲めば、太る前に身体に悪影響を及ぼしてしまいます。また、いくらインスリンを抑えてくれるからといって、脂っこいものをたくさん食べては意味がありません。お酒も食事もおつまみも適量を守り、出来れば家族団らんで楽しい空気の中、アルコールをたしなむのが精神面においてもプラスに働きますし、ダイエットにもつながります。
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