蒸留酒ウォッカとは何ですか
蒸留酒とは酵母でアルコールを発酵させた物である、「醸造酒」を蒸留したお酒のことです。蒸留しているために、アルコール度数は高いものとなります。そしてその蒸留酒のひとつがウォッカです。名前の由来はロシア語での「生命の水」を意味している「ジーズナヤ・ヴァダー」だと言われています。このヴァダー(Voda)の部分が現在の名称「Vodka」に代わったのではと言われているそうです。この原料は大麦や小麦、ライ麦といった麦類の他、とうもろこしやじゃがいもといった原料も使用されています。とうもろこしやじゃがいもを原料に使っている事は、ウォッカを知らない人には馴染みがなく驚くのではないでしょうか。起源は12世紀と、大変長い歴史を持っているお酒であり、発祥はポーランドやロシアだと言われています。特徴としては透明で無味無臭な点です。これは白樺の墨で濾過しているためです。癖のないさっぱりとした味はカクテルなどに用いられることが多いです。ウォッカと一口に言っても種類があります。ハーブや果実などを漬け込んだものと、そうでない普通のものです。漬け込んだものといえば、レモンを漬け込んだりしたものや、カシス風味の「アブソルートカラント」、「フィンランディアクランベリー」、桜餅に似た香りの香草であるズブロッカ草を漬け込んだ「ズブロッカ」、辛みがピリッと来る、もう一段階大人の味の「ヴァンパイアスパイシー」など、様々な楽しみ方のあるお酒なのです。