世界の高級ウォッカについて

「グレイグースVX」は、１９９７年にアメリカで販売されたフランス産の高級ウォッカです。フランス産の最高級小麦を１００％使っており、コニャック地方で製造しています。東欧では蒸留と濾過を繰り返すことで、純粋さを極めています。フランスのウォッカは、濾過を最小限に抑えることで、原材料の風味を残します。アルコール臭は少なく、味わいはソフトで甘く、グレープフルーツと相性が良いです。またグレイグースにフロリダ産の完熟オレンジのフレーバーを加えたのが、「グレイグースル・オランジェ」です。ボトルデザインは、鳥をかたどった部分が窓になっており、フロリダ産オレンジの絵が透けて見えます。ボトルを開けた瞬間からオレンジの香りが漂う涼しげな雰囲気です。アルコール度数が４０％で高いですが、口当たりが滑らかで飲みやすいので、ストレートでも美味しく飲めます。オレンジの風味を生かすのは、ロックやソーダ割りなどの飲み方です。次に「ベルーガ」は、伝統的なロシアのウォッカの中で世界最高級とされます。ベルーガとは、カスピ海に生息しているオオチョウザメのことで、ロシア語では「白い」を意味しています。厳選された天然の原料とシベリア地下２５０メートルの帯水層からの湧水で作っています。力強さとまろやかさのバランスが良く、ロシア式で一気飲みをしても、後味が深いでないためすんなりと飲めます。ベルーガは翌日に二日酔いになることが少ないです。
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